人が人と関わることを楽しむということ
DATE
2021.4.27
人が人と関わることを楽しむ瞬間を目にすることができる4月。
もちろん、入園するまでは会ったこともない子ども同士が、入園の時から同じ空間で過ごす時間を重ねる中で、ふとしたことがきっかけで互いに笑い合う場面が。
年少組の子どもは小麦粉粘土の感触を楽しみながら、一人の子どもが何気なくつぶやいた言葉を真似して、同じ言葉を発し、二人で同じ言葉を発して自然と笑い合った様子です。
ジュータンに寝転がり、おままごとの食べ物を一面に散らして、言葉はないのですが顔を合わせて笑いあった満3歳組の子どもたち。初めての園生活のため、泣いて泣いて泣いて過ごしていることの多い一日の中でも、このような時間が少しずつ長くなっていき、お友だちの存在がわかるようになってきた様子が。
そしてお散歩に出かけた際にベンチを見つけ、そのベンチに上がった満3歳の女の子は、ベンチとベンチの間で、顔を見合わせてにっこり。同じ空間にいた子どもたちが、日々の生活の中で偶然に顔を合わせ、そしてにっこりする瞬間。人が人と関わることを楽しむ場面が多くなるように、遊びの場を設定することの大事さを教えてくれる子どもたちの姿です。
私たち大人も、人と人とが関わることの素敵さを、子どもたちと共に大切にしていきたいものだと。