昭和５４年度から初めている祖父母ふれあい日。今年も多くの祖父母の皆さんが遠くは東京からもおいでくださり、かわいいお孫さんや、子どもたちとの触れ合いを通して『教育は交わりである』ことを実践してくださいました。祖父母の皆さんの中には、もちろんご都合や、遠くにお住まいのためにおいでになることができなかったり、すでにお亡くなりになられている場合もありますので、全員の子どもたちの祖父母が参加できるわけではありません。通常の参観日ですと、何とかご都合をつけて保護者の皆様がおいでになられるのですが、自分のおじいちゃんやおばあちゃんはこない子どももいます。しかし当日はクラス全員のおじいちゃん、おばあちゃんになっていただくことをお願いし、代わりにお父さんやお母さんが参加されることをご遠慮いただいている日。クラス全員の、園全体のおじいちゃん、おばあちゃんとして、すべての子どもたちのためにその場の空気を作っていただき、子どもたちを包み込んでいただくことこそが教育であり、『教育は交わり』であることを、多くの方々と共有していきたいと。温かい空気が流れる場所、それが千葉幼稚園でありたいと願っています。