ひと月前の姿と今
DATE
2026.5.11

「あれ?」その後ろ姿を見ながら「ひと月前はあんなに泣いていたのに…」と子どもたちの大きな成長を感じる5月。入園してわずか一ケ月の時間の中で変化する子どもたちの姿に、園という場のあるべき姿を感じます。

この日は、転勤なさってきたご家族のお子様が当園の年長組へ転入、妹さんは初めての幼稚園ということで入園式を行った日です。当園は、幼稚園へ初めて入園する際には、お一人であっても親のために入園式を行います。子ども自身は記憶も定かではありませんが、親がその子の親になっていくという節目を大事にしたいからです。

入園式が終わり、まだ慣れない場所で一人泣きながらも先生と一緒にいたところ、ふとした瞬間にかけ寄り、二人の子どもたちがおりました。そのうちの一人は4月の入園式から泣いて泣いて泣いていた女の子。少しずつ園に慣れてはきましたが、新たなお友だちが入園したこの時に側にいたのには驚きました。
こんなことができるようになったんだ。この光景は、園が子どもにとって安心の場であること、子どもがその安心の場を得ていくためには時間を要すること、そこに自分以外の人である友だちがいること等、様々なことを示しています。人が成長するために必要な場を、春風のように優しく創っていきたいと思います。