学生にとって実習は必須科目ですから、千葉学園高等学校の生活文化科の生徒や、看護専攻科の学生にとっては何が何でも受けたい授業となりますので、保護者の皆様のご理解により、今年度も実習が実施できますことを深く深く感謝申し上げます。「子どもってちょっと苦手なんです。」という学生であっても、子どもたちが積極的に話しかけてきたり、こんなに幼くても、自分のことは自分でしようと懸命に手を動かす子どもたちの姿を目にしたり、昨日はできなかったことでも、今日は少しできるようになっていく姿を目にすることで、子どもという存在が社会にとって何よりも素晴らしいことを頭で理解し、心に蓄えて実習を終えていきます。少子時代を克服しようと、政府はお金をだすことだけを考えがちですが、お金では買うことのできない実習からの学びを日本中の子どもたちが体験し、大きくなってほしいと思います。時間はかかりますが、体験した生徒や学生であれば、大人になってから、「子どもがいる生活の豊かさ」を選択すると思うからです。
本当にありがたい学びの時です。