ほうきでお手伝い、そして魔法のほうきに
DATE
2021.10.19
平成6年、現園舎を新築した際に3歳児専用の庭に植樹したケヤキの木。『ジャックと豆の木』のつるのように、空に向かってグングン伸びたケヤキ。毎年夏には砂場で遊ぶ子どもたちのためのよい日よけになってくれるのですが、秋は毎日、雪の舞い散る葉っぱで庭中が覆いつくされてしまいます。先生たちが毎朝その葉をほうきで掃いていると、子どもたちもお手伝いして、いつの間に覚えたのか、先生たちがしているように、大きなビニール袋に入れています。大人とっては掃除でも、幼い子どもたちにとっては、落ち葉掃きをしてはいても、楽しんでしている姿があります。
そして、いつの間にかそのほうきが魔法のほうきに早変わりして、園庭のあちこちを飛び回っている子どもたち。羽仁もと子先生が語るように、『生活即教育』。生活は大切な教育なのだと。