年長組の影おくり
DATE
2021.10.18
プレイルームの上から差し込む光を背にし、影ができることに気付いた子どもたち。女の子が3人、自分たちが動くと影も動くことに気付き、一人の女の子が「ねえ、かげおくりしよう!」と二人に。頭の上にハート型を作り、映して遊んでいました。影おくりという言葉が気になり、その子のお母様にお聞きしたところ、「小学生のお姉ちゃんが国語の音読の宿題をしている時に、側で聞いていたので、内容も全部覚えてしまって、お姉ちゃんと一緒によく影おくりしていたんです。」とのこと。小学校の国語の教科書に掲載されている あまんきみこさんの『ちいちゃんのかげおくり』というお話です。戦争時代のとても悲しいお話ではあるのですが、こんなふうに心に入って影おくりを楽しむ子どもたち。当園では昨年度より「科学する心」を重点課題として取り組んでいるのですが、幼児期における科学って、こんなふうに芽生えるのだと、子どもたちから学んだ一コマです。