ジュータンの上に寝転がり何を始めたのかと思ったら、何やら背中を動かしながら両手に紐を持って動かしているのです。なるほど～おんぶひもを結ぼうとしているようなのです。でも思うようにならず、3枚目の写真の時は、両手にあったはずの紐がなくなり困った顔をしています。大人がしていることや、いつも大人がしてくれることを、やってみたくなるのが子ども。背中にしょったお人形を落とさないように、寝転がった女の子。わずか３歳にもかかわらず、試行錯誤しながら自分がやりたいことに取り組む子どもの姿に、人間ってこんなふうにしながら、行動を獲得していくのだと、この女の子から教えてもらったように思います。
子どもたちが、生活の中で自分がやりたいこと、やってみたいことを十分に試すことができる時間を保障できる園でありたいと思っています。