心のプレゼント 年長組の誕生会
DATE
2020.7.16
年度初めに年長組担任と年長組の誕生会のあり方について話し合いを行い、誕生会で行う『心のプレゼント』はどうあるべきか考え合っていました。プレゼントはお金で買うものだけではなく、自分の持っている力で相手を喜ばせることでもあることを子どもたちに知ってほしいなと考え。一回目の5月には担任二人がピアノの演奏を行い、6月は、子どもたちも楽器作りが始まるといいなと願い、園長はアコーディオン、担任はグロッケンとドラムで「♪さんぽ」の曲を演奏。
誕生会終了後から、なんだか楽器を作ってみたいとゴソゴソ空容器を使っての創作が始まり!次の日にはお家でも太鼓を作ってきた女の子が。何度も何度も廊下を演奏して回ったことから、小さい組にまで広がりを見せた楽器あそび。
いよいよ一学期最後の7月の誕生会に。チェロを習っている男の子が、「ぼくも心のプレゼントがしたい」と言い出してくれて!子どもの思い、姿と、教員の願いが重なり合ってきたことで、子どもたちの育ちに変化が見られてきたように感じています。女の子たちからも「鬼滅の刃」の歌をうたいたい!とリクエストがあり、ルンルンで歌った女の子たちの姿がどんなふうに8月の誕生会に繋がっていくのか?
子どもと共に育ち合う教員でありたいと、教育には時が必要であることを実感しながら、二学期を楽しみにしている園長です。