園の歴史

黄色いカバンで半世紀

明治43年、千葉学園の創立者千葉クラ先生が「寒村僻地の女子にも精神教育を」と女子教育への熱き思いを胸に、小さな小さな裁縫塾を八戸の長横町に創設。以来、ひたすら女子の教育へ力を注ぎ、現在の千葉学園高等学校は百年以上の歴史を築き今を歩んでいます。高等教育を実践する中で、よき人を育てるためには、幼児期からの教育の重要性を思い、当時理事長の千葉富江先生が、昭和29年に高等学校の校舎の片隅に幼稚園を創設。教育へ対する熱き思いの連鎖が現在へと脈々と受け継がれ今日に至っているのです。

蒔かない種がいつ生える

昭和29年の千葉幼稚園創設に続き、昭和32年には日計幼稚園(第二千葉幼稚園)が、
昭和36年には尻内幼稚園(第三千葉幼稚園)が、
それぞれ地域の要請により創立し、半世紀以上にわたり三園合わせて一万人以上の卒園児が巣立ち、
幼児教育の使命を果たしてくることができました。
そして平成28年4月に、また新たな時代を迎えるために、三つの千葉幼稚園が一つになり、笑顔が三倍に。
これまでもこれからも、子どもたちの心の中によき種をまき続けていきたいと願いながら。

旧園舎ギャラリー

千葉幼稚園60年の軌跡
60 YEARS OF TRAJECTORY

受け継がれる教育への想い
THOUGHT EDUCATION

千葉学園の創設者千葉クラ先生は、八戸が生んだ教育者である羽仁もと子(婦人之友社・自由学園創設者)の実妹です。千葉学園は『生活即教育』という羽仁もと子先生の精神を受け継ぎ、毎日の生活を丁寧にすることを教育の根底に据え、教育の基礎としています。

千葉クラ

千葉学園創設者

千葉クラ

羽仁もと子

自由学園創設者

羽仁もと子

千葉富江

千葉幼稚園 初代園長

千葉富江

『蒔かない種がいつ生える』— この言葉は、羽仁もと子先生の言葉ですが、初代園長の千葉富江先生が好んで使われた言葉でもあります。富江先生は、私たち大人が子供たちの心の中に種を播くことが大切であると同時に、子ども自身も自分で種を播くことができるような人間に育つことを願われていました。

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