幼稚園ブログ
KINDERGARTEN BLOG

親も学び成長する場が幼稚園

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「子どもを育てる」という事業は壮大な美しい事業であり、「我が子だから親の思うように育てる」ではないのです。これまでは自身が育てられる者であったにもかかわらず、子どもを授かった瞬間から育てる者に変化するという大きな変化が訪れるわけです。どうやって子どもを育てたらいいのか、叱らずに褒めたほうがいいのか、ついつい言葉が多くなりすぎて親のほうがイライラしてしまうということも。
幼稚園という場所は、幼い子どもたちを教育する場ですから、「育てる」ということに関しては専門家です。しかし、はっきりしていることは、人間は子どもだけを専門的に育てることはできず、子どもの一番のよりどころである家庭と協力することなしには子どもを教育することは難しいといっても過言ではないでしょう。ですから幼稚園は人間にとって、子どもにとって最初の学校であると同時に、親にとっても学校に入ったようなものです。

5月31日には、三沢在住の現役幼稚園ママであるチャイルズ・里奈さんから「アメリカの子育て」についてお話を伺う機会を得ました。神奈川県出身で、米兵であるアメリカ人とご結婚後、三沢基地内に赴任、8月にはアメリカテキサス州へお引越しという里奈さん。とにかくポジティブな里奈さんから、日本とアメリカの子育ての違いや、詳しい内容については、当日取材くださった八戸市内で「パパママふぁいと」を運営している下町さんのブログ一覧八戸エリア(6月8日)をご覧ください。公園で遊んでいる子どもがもっと遊んでいたいと家に帰らない時には、「お家まで後ろ向きで歩くか、前を向いて歩くかどっちにする?」と誘い全力で実践するとか、子どもに選択肢を与えて選ばせるようにしていることや、幼稚園に着ていっては困るような洋服はタンスを別にしておき、日常着は自分で選ばせていることなど、お話を聞いていたママたちと「なるほど」と、終始うなずきながら聞きいった受講ママたち。

また6月18日は日曜参観日後の30分間、八戸クラブ世話人であり八戸市議会議員である山之内悠さんから「子どもと運動」についての講話をお聞きする時間を参観日の参加者全員が持つことができました。コロナ禍の三年間は全体会は中止していましたが、お父さん方も学ぶ機会を持つことができるようにと毎年開催しているこの講座。運動することは脳を刺激することや、姿勢がとても大事であることなど、お父さんたちが今すぐに自分の子育てに取り入れることができる内容であったように思います。学ぶことで自分自身を刺激して、子どもといかに向き合うのか、自身を振り返る時間にもなったと。だから私たちは学ぶのです。子育ては、人間にとって壮大な事業なのですから。

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