幼児教育は特に、教員の力だけではなく、様々な力が重なり合うことで完成していく教育です。それは小学校の教科学習ではなく、環境による教育だからこそ「人」という環境による教育効果はとても大きく、当園でも大事にしています。交通安全教育は、もちろん教員も日々していることですが、この日はお母様方で組織する交通安全委員会の皆さんが子どもたちにクイズ形式でルールを教えてくだいました。昭和57年度より組織された交通安全委員会の歴代のお母様方手作りの教材を使用して、大人も子どももルールを守ることの大切さを感じた時間に。

この日は年少組の子どもたちでしたので、ルールがわかるようでわからない年齢ですが、年少組なりに体験して、感じて、実際の場を体験しながら、ルールを体得していくのですから、幼児期におけるルールの理解の第一歩をこんなふうに積み重ねていくことが大切なのだと、一緒に体験しながら考えさせられた時間になりました。