４月に入園した子どもたちも、お母さんがいなくても、先生と一緒に、お友だちと一緒に生活することが楽しくなってきた６月。泣き声より、笑い声のほうが多く聞こえるようになってきた年少組。子どもたちが遊ぶ様子を見ていると、おもしろいことに気付きます。たくさんの子どもたちと生活しているからわかることなのですが、子どもたちの遊びは生活そのものであるということ。

内科健診で園医の先生にしていただいたことが遊びに。病院での様子も、そしてお家で髪の毛を乾かしてもらったり、美容院での様子も遊びに。お昼の時間も大人が自分や妹にしてあげていることをお友だちに。

こんな姿は、大人が教えているわけではないのに、子どもたちは、自分が経験したことを、そのまま遊びの中で再現し、遊びを豊かにしていきます。子どもたちは何でも真似をして、それを学びに変えていくのです。当たり前の、日常生活がどんなに大事か、大人は子どもたちのこんな姿を通して、子どもと共に生きること豊かさを、生活の大切さを教えられます。真似をされてもいいような生活を・・・。そんな社会をと願うばかりです。