幼稚園ブログ
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何してるの?

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20180920_何してるの?

年少組の子どもたちが、木製遊具の網の上で動かず群れていました。
だれもそこから動きません。何をしてるんだろう?じっくり見てみると、足が網から外に出ている子どももいます。「どうしたの?」と声をかけると、「くもの巣ごっこ!」という声がかえってきました。え!くもの巣ごっこ!?確かに!くもの巣のようです。なんて素敵な遊びだろう!くもの巣にひっかかってしまった虫たちになっているようなのです。なるほど、だから足が網の外に出ていたり、だれも動かずにいるのか!網につかまっているだけなのですが、子どもたちはそれなりに面白がって遊んでいるのです。4歳の子どもたちが実際にくもの巣を見たことがあり、くもの巣にひっかかってしまった昆虫たちを見たことがある、そんな経験を遊びの中で表現している子どもの姿を目にすると、大人の「遊び」の概念に対して硬すぎる・・・と考えさせられます。大人は子どもたち同士が仲良く何か物を介して遊んでいたり、ルールの中で遊んでいることを求めすぎます。そしてそこに「仲よく」という関わりを求めてしまいがちですが、この姿は単にそこに「いる」というだけの遊びの姿です。こんなにも自由な子どもたちの姿に子どもの世界の美しさを感じます。

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