「ママ、ママ…」「ママ、ママ…」と泣いていた４月から２ヶ月。今度の涙は物の取り合いっこの涙！１枚目の写真では女の子が泣いていますが、実は先にこのカバンを持っていたのは男の子。そのカバンを、自分もほしいからと女の子が取ってしまったことから始まった取り合い。どちらも譲らず、しばらくこの引っ張り合いが続いていたとか。

担任は少し離れたところでこの様子を見ながら撮影をし、心の中で「どっちも頑張れ！」と応援していたと。どちらかが「勝つ」ということではなく、自分を主張し、お友だちと関わっていくことの成長を応援しているのが私たち保育者の心持ちです。そして「貸してねって、お願いしようね。」と、相手があることを、繰り返し繰り返し伝えていき、自分の気持ち、そして相手の気持ちということに心を寄せることができるように援助していく毎日です。