目が教えてくれること
DATE
2017.11.30
満3歳組の子どもたちが、恩物という小さな積み木で遊んでいる場面。一枚目の女の子の目に、「ぐっ」と引き込まれてしまいました。遊んでいるはずなのに、この集中した顔。指先をしっかり動かしています。楽しく遊んでほしいというのは大人の願いですが、子どもたちは本当に集中して遊んでいるのです。
次に高く積み上げ始め、さらに高く積み上げた瞬間の顔が二枚目の写真。ふっと緊張が解けたかのようなこの笑顔に、この子自身の充実を感じます。
三枚目の写真の二人も、まだ3歳ですから二人で役割を決めたわけでもなく、なんとなく二人でそれぞれに手を動かしつつ、黙々と手を動かしているのでしょうが、目を見るとその集中している心までが見えてきます。何も語らずとも、目が子どもたちの様々な心を教えてくれます。その目から心を読み取れる大人になりたいと思います。